Latex&理工系英語論文における細部のTIPS
Latexで理工系の英語論文を書いていると、アカデミックライティング特有の決まりごとやLatexをうまく書くための知見が少しずつ蓄積し、他に使う機会がないので忘れそうになる。 こういったTIPSは同じ理工系でも細かい分野によってまるで異なってくることではあると思うが、自分のためにまとめておき順次追記していく予定。なお私は数理情報系。
- 「獲得する」表現にgetは使わない。obtainの方が硬い。
- 論文のメインとして押し出す意味での「提案する」にはproposeが適切であり、suggestはもっとふわっとした印象がある。推測、示唆を述べたいがproposeするほど自信がないときにsuggestの出番がある。
- autorefによる参照句の自動生成は便利だが、例えば3.4小節を参照する際に Subsection 3.4 などとはあまり言わないらしい。この際も Section 3.4 と書くとか。
- \cite{}の手前にはスペースよりも~(ティルダ)をつけるとより適切な間隔になるらしい
- increment = increase by 1。increment by 1 だと頭痛が痛い現象。
- 記号にプライムを付けたいときは ' を直接書くよりも ^\prime の方がより正確?
- キャプションの位置。図においては下、表においては上につけるのがよい。表で下にキャプション置いてても先生に指摘されずレビューでも指摘されなかったから私の分野ではあまり重要でないらしいが。(私も後で気付いた)
- トレードオフをtradeoffと書く場合もあるが、より無難に硬いのはtrade-off。他にも、熟語に近い語にはハイフンを挟んだ方がより無難なものが複数ある。bi-directional、state-of-the-artなど